
寝室の温度や湿度によって寝やすさは異なります。
やはり、暑すぎたり寒すぎたりすると、不快感からなかなか眠れません

人間が快眠できる温度というのは皮膚表面の温度と同様の32〜33℃ですが、これは布団の中の温度であり、決して室温というわけではありません。
では、最適な室温が何度かと言いますと、夏場が24〜27℃で冬場が14〜17℃、それ以外の春や秋は19〜21℃となっています。
ただ、春や秋は元々寝やすい気温なので、あまり気にする必要はありません。
また、特に夏場ですが室内の湿度が80%以上の高い状態になると、最適な室温であっても暑く感じてしまい、寝苦しさを感じてしまう場合があります。
湿度が高いと蒸し蒸しするという話しは誰でも聞いたことがあるでしょう

そもそも、何故湿度が高いと暑く感じるのかと言いますと、湿度が高いと汗が蒸発しにくくなってしまい、体内に熱がこもりやすくなってしまいます。
汗というのは蒸発するときに体表の熱を奪いますが、これが蒸発しにくい状態になってしまうと、体表温度も下がりにくくなり暑く感じるわけです。
適切な湿度は年間を通して50%ですので、湿度を下げたい場合は除湿機やエアコンのドライモード、または換気などで湿度を調整するようにして下さい。
なお、冬は逆に湿度が下がりますが、湿度が低すぎると人体の粘膜が弱まり風邪などを引きやすくなりますので、その場合は加湿器などで調整して下さい。
ちなみに、室温を最適に保つ為のエアコンの設定温度は、スペックが適正でしたら夏場の冷房で25〜28℃、冬場の暖房で18〜21℃となります。
温度計や湿度計は大体が1000〜2000円前後で売られていますが、ダイソーなどの100円ショップでも買うことができ、私も試しに買ったことがあります。
正直、性能に少し心配はありましたが、2000円程度で買ったものと比べてもそこまで差はなく、100均のものでも十分に使えるという印象を受けました。
なので、部屋に温度計や湿度計がない方は、デザインにこだわりがないのでしたら、100均のものでもいいので買って部屋に置くようにして下さい。
このような室温調整はすぐにでもできるものですので、少しでも気持ちの良い睡眠を得たいのでしたら、早速今日からでも試してみて下さい。
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