
不眠症対策に運動は欠かせません。
何故、不眠症に運動がいいのかと言いますと、誰でも経験があるかと思いますが、体というのは疲れると自然と眠りを求めるようになっています。
それだけではなく、運動は不眠症の原因になりやすいストレスの緩和にも効果的であり、それ以外にも様々な心身の健康に良い影響を与えてくれます。
ただ、単に運動すれば不眠症に効果的というわけではありません

運動をする時間帯や何の運動をするかによっては、不眠症の対策にならないばかりか、逆に不眠症を助長してしまうような場合もあります。
不眠症に効果的な運動というのは、寝る時間の4〜5時間前に、ウォーキングやジョギング、水泳などの「有酸素運動」をすることです。
日中の時間に運動をしてもストレス発散にはなりますが、より効果的に不眠症対策をしたいのであれば、寝る時間の4〜5時間前に運動をして下さい。
人間の体は基本的に体温が下がると眠くなるようになっていますが、運動をすると体温が1〜2度上昇し、運動後は上昇した体温が徐々に下がっていきます。
その為、運動後は自然と眠くなるのですが、あまりに早い時間に運動をしてしまうと、寝る頃には体温が下がりきっているので効果が薄くなってしまいます

また、寝る直前に運動をしても神経を高ぶらせ寝づらくなりますので、不眠症対策で運動をするのでしたら、寝る時間の4〜5時間前にするようにしましょう。
同じような理由で、有酸素運動などの軽い運動ではなく、激しすぎる運動をしても神経を高ぶらせてしまい寝づらくなりますので気を付けて下さい。
なお、仕事などが忙しくて運動をする時間のない方は、仕事帰りのついででもなんでもいいので、少し歩いたりウォーキングをするようにしましょう。
私も仕事でなかなか運動する時間がなかったのですが、いつも仕事帰りに遠回りをして、ちょっとでもウォーキングをするようにしていました

今は以前よりも落ち着きましたが、今でも時間のある時は、気晴らしついでに近所をウォーキングしたりランニングしたりしています。
時間のない方はなかなか運動による不眠症対策は難しいと思いますが、時間のある方は面倒と思わず、積極的に運動をするようにしましょう。
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